Essay in Idleness

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妹が生まれ、湯のみが割れた
僕の中に残っている、最も古い記憶。

そこは病院らしい。
真っ白な色味のない小さな部屋。
扉を開けると、左手に洗面台、前方には白いパイプのベッド、そしてベッドの向こうには四角い大きな窓があって、そこから冬の重たい日差しがうっすらと差し込んできている。
ベッドの上で半身になりながら笑顔で、でもちょっと疲れたような表情でこっちを見ている母。僕の隣には親父と妹。
母親の側には生まれて間もないであろう二人目の妹。

線路を跨いだ大きな橋。
白い看板。
寿司が皿に乗せられてグルグルグルグル。
ひたすら玉子を頬張る、僕。
そして、ガシャン。
子供の僕にとって、口に持っていくのさえも大変なズッシリと重たい湯のみは、手からスルリとすり抜けて、落ちた。

僕の中に残っている、最も古い記憶。
それは妹との感動的な初対面の場面・・・のはずなのに回転寿司で湯のみを割ったことの方が鮮明に残っている・・・申し訳ない。
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PROFILE

k@z
k@z
某会社勤務の31歳。
最近はエドワード・ノートンに夢中。
ただし実物はエドワード・ノートンに似てもにつかわない。元ユニコーンのEBIに似ているらしい。
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