Essay in Idleness

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モノをつくるということ
僕の大学からの友人に、あるグラフィックデザインの事務所でディレクターをしているヤツがいる。

彼は言う。
人間的にどうかと思う、自分の言ったことに最後まで責任をもたない、クライアントの要望を無視する、曖昧な指示で周りを困らせる、だけど素晴らしいモノをあげてくるデザイナー。
自分の理解できないモノをあげてくるデザイナー。ただしクライアントは大絶賛し、彼はそのクライアントの創り出すものに共感を持っている。

悲しいかな。
その作品と人間性は必ずとも一致しない。
自分には手が届かないモノを、自分の認めたくはない人間が創りだし、自分は嫉妬と挫折の念に打ちひしがれることがある。
自分がいいと思ったものに、他人が共感してくれるとは限らない。
自分の最愛の人に投げかける言葉が、彼女にはてんで届かないこともある。
悲しいかな。
僕らの周りには、嫉妬や挫折、落胆、後悔、疑念、出来れば目を背けていたいヤツらが、大きな口を開けて、僕らが落ちてくるのを待っている。



僕はモノをつくることを仕事にしている。
だから彼の気持ちがチョットは理解できる。
特に僕らがつくっているモノというのは、ある特定のユーザーに対してではなく、いわゆる消費者(あまりこの言葉は使いたくないのですが・・・)といわれるあまりにも大きな実体のない幽霊のような存在に向けてのもの。
彼等の声はおろか、時々本当に彼等は存在するのか、そんな気持ちにもなってくる。
そして自分が何をやりたいのか、やりたかったのか分からなくなるときがある。
こんな割の合わない仕事なんか・・・と、心の中の悪魔が囁くときもあったりする。

でも、悪いことばかりじゃない。
もう少し、あっちに行ったりこっちに行ったり、格好悪く、無様であっても、もう少し頑張ってみようと思う。
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| 日記 | 00:10 | トラックバック:0コメント:0
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k@z
k@z
某会社勤務の31歳。
最近はエドワード・ノートンに夢中。
ただし実物はエドワード・ノートンに似てもにつかわない。元ユニコーンのEBIに似ているらしい。
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