Essay in Idleness

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大熊猫
メキシコ育ちのシュアンシュアンが帰国するとかなんとかで、ちょっと前に話題になってた、上野動物園のパンダ。
そーいえばパンダ見てないなぁ(まぁ当たり前か)などと思っていたら、嫁さんの妹から姪っ子を上野動物園に連れて行くとのこと。便乗させてもらいました。

上野駅の公園口改札を出ると、黒山の人だかり。
今、上野は何気に熱いんです。
プーシキン、パール、北斎にパンダ。
(動物園の後に北斎展に行ってきました。これについても機会があればどこかで・・・)

で話しは戻って、このパンダ。
もとは肉食(雑食)だったのが、笹好きが講じて体を笹仕様に変えてしまったとか。そのために一日十数キロの笹を摂取しなければならないらしい。好きなモノのために、文字通り自分自身まで変えてしまうとは。僕も自分の目指すもののためには・・・っといた方向の話しは今日はなし。
途中で眠ってしまった姪っ子をよそに、嫁と嫁妹、嫁母、嫁父そして僕と、大人達のほうが動物園で大はしゃぎ。
ゾウにペンギン、キリンにオカピ。
トラやライオン、ホッキョクグマ。
オカピは初めて。オカピが馬の仲間ではなくキリンの仲間ってのも初めて知りました。キリンは蹄が割れてるけど、馬は割れていないからだそうです。お尻のシマウマ模様といい、格好といい馬のほうが近いのにねぇ・・・。


そうそう実はこの上野動物園、31年間ほぼ東京に住んでいながら、幼稚園の年長以来25年ぶりの訪問だったのですが、嬉しいことがありました。

小さい頃の記憶。

ペンギンの見える木の下で、ピクニック用の赤や黄色の縞縞のビニールシートを敷いて、母親と食べるお弁当。
横には幼稚園の頃仲良しだったタイチくんとそのお母さん。
頭の上にはライオンやゾウ、いろんな動物の絵が描かれたねずみ色のモノレールが走っている。

僕が思い出せる、幼い頃の思い出の一つ、幼稚園の遠足の時の風景。

水色に塗られたペンギン達の水槽。
そこから少し離れたところには秋の優しい陽射しが淡い木陰を作っている。そして随分と小さくて低いところを走っていくモノレール。あの頃と比べると随分と僕の頭も、モノレールのレールに近づいたようだ。
その場に立つと、優しいような、いとおしいような、何ともいえない気持ちが込み上げてきた。
そんな、ある日曜の午後のひとときでした。

モノレールの名前が宝くじ号だったのが、なんだか胸に引っかかりますが・・・。
panda02.jpg

| 日記 | 03:53 | トラックバック:0コメント:0
モノをつくるということ
僕の大学からの友人に、あるグラフィックデザインの事務所でディレクターをしているヤツがいる。

彼は言う。
人間的にどうかと思う、自分の言ったことに最後まで責任をもたない、クライアントの要望を無視する、曖昧な指示で周りを困らせる、だけど素晴らしいモノをあげてくるデザイナー。
自分の理解できないモノをあげてくるデザイナー。ただしクライアントは大絶賛し、彼はそのクライアントの創り出すものに共感を持っている。

悲しいかな。
その作品と人間性は必ずとも一致しない。
自分には手が届かないモノを、自分の認めたくはない人間が創りだし、自分は嫉妬と挫折の念に打ちひしがれることがある。
自分がいいと思ったものに、他人が共感してくれるとは限らない。
自分の最愛の人に投げかける言葉が、彼女にはてんで届かないこともある。
悲しいかな。
僕らの周りには、嫉妬や挫折、落胆、後悔、疑念、出来れば目を背けていたいヤツらが、大きな口を開けて、僕らが落ちてくるのを待っている。



僕はモノをつくることを仕事にしている。
だから彼の気持ちがチョットは理解できる。
特に僕らがつくっているモノというのは、ある特定のユーザーに対してではなく、いわゆる消費者(あまりこの言葉は使いたくないのですが・・・)といわれるあまりにも大きな実体のない幽霊のような存在に向けてのもの。
彼等の声はおろか、時々本当に彼等は存在するのか、そんな気持ちにもなってくる。
そして自分が何をやりたいのか、やりたかったのか分からなくなるときがある。
こんな割の合わない仕事なんか・・・と、心の中の悪魔が囁くときもあったりする。

でも、悪いことばかりじゃない。
もう少し、あっちに行ったりこっちに行ったり、格好悪く、無様であっても、もう少し頑張ってみようと思う。
| 日記 | 00:10 | トラックバック:0コメント:0
イサム・ノグチ
エナジーヴォイド。
そのスケール、存在感が素晴らしい。
秋の柔らかな陽射しを浴びて、黒のフォルムに浮かび上がる淡い光沢が艶かしい。
見る角度によってまったく違う表情を見せてくれるその姿は、僕の心をとらえて離さない。
ちょっとした丘の上にでも置いて、刻々と表情を変えるその姿を一日中ぼーっと眺めていたい、そう思わせてくれる。


イサム・ノグチの作品には、手にとって触りたい、足で踏みつけてみたい、ちょっと座ってみたい、そんな気にさせてくれるものが多い。特にオリジン(溶岩からポコっと出てきた泡が破裂する寸前のような感じの作品・・・語彙が貧困過ぎるなぁ)という作品は、蹴りたい衝動を押さえるのが大変だった。


彼は言う。
「彫刻は未完成でいい。あとは水と風と子供達が、遊びながら完成されてくればいいんです」
そう言う意味では、美術館に展示されて自然や子供達に触れられる事がない「この状態」というのは、決して彼の望んだカタチではないのだろう。
いつか、彼の望んだモノが望んだカタチで実現された、モエレ沼公園を訪れてみたい。


isamu_noguchi_01.jpg
東京都現代美術館
| アート | 03:19 | トラックバック:2コメント:3
京金
最近、週一で病院通いが続いているのですが、憂鬱な中にも愉しみにしていることがあります。
それは、オフィスに入っているお店での昼食ではなく、あらかじめ目星のお店に当りをつけて、ちょっと贅沢な昼食をとることです。

そんなお店の一つを紹介。
深川は森下にある創業明治27年の老舗蕎麦屋「京金」です(近くには居酒屋「山利喜」、桜鍋「みの屋」、ハンバーグの店「モンブラン」、老舗カレーパン「カトレア」、どじょう「伊せ喜」とお気に入りのお店が多く、これらのお店もお奨めです)。

実はこのお店、実家からも近いので子供の頃から美味しい蕎麦を食べたいときはよく来ていました。

ここの蕎麦は、コシを愉しむというよりも喉越しを愉しむ。
石臼挽きの手打ちの蕎麦は、やや細身でズッシリとした感触はないももの、瑞々しく、喉を通るときの触感は素晴らしいの一言です。薄っすらと透き通ったその見た目は、喉を通るときの清涼感を一層惹きたててくれます。

是非一度、目で愉しんで、舌で愉しんで、喉で愉しんでみてください。
kyohkin.jpg
住所    江東区森下2-18-2
定休日   月曜・第三火曜
平日    11:30~20:30
土曜    11:30~20:00
日曜・祝日 11:30~20:00
| グルメ | 02:35 | トラックバック:1コメント:0
MRI
MRI(磁気共鳴画像診断装置)。
輪切りのレントゲン写真みたいなやつを撮るやつです。

今日、初めてお目にかかってきました。
まさか、この歳でお世話になるとは思っていなかった。
「内耳の腫瘍のせいかもしれないので、MRIで検査してみたほうが良いかもしれないですね。腫瘍はあっても良性なんで大丈夫ですよ」って言われたのですが、やっぱりちょっと凹みます。
これから一生付き合っていかなきゃならないのかとか、メニエールだったらどうしようとか、色々考えるとさらに凹みます。

で、このMRI。
もっとスマートなやつだと思っていたのですが、ちょっと想像と違ってました。箱の中を台座に上向きになって流れて行けばお手軽に輪切りのレントゲンが出来るのかと思ってたのですが、まぁ、五月蝿いのなんのって。工事現場の横にでもいるかのように、「ガッコンガッコン」「ガガガガガ」と騒音を撒き散らすこと。しかも頭部のスキャンだけで20分あまり。全身だと1時間以上かかるらしいです。しかもその間は映像がぶれてしまうので、動くのは厳禁。ちょっと頭が痒くなったり、お尻が鬱血してきても、ひたすら我慢。

暫くは、というか二度とお目にかかりたくないものです。
でもコノ写真はちょっと格好よく見えるなぁ。
mri_edi.jpg

| 日記 | 03:54 | トラックバック:0コメント:0
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k@z
k@z
某会社勤務の31歳。
最近はエドワード・ノートンに夢中。
ただし実物はエドワード・ノートンに似てもにつかわない。元ユニコーンのEBIに似ているらしい。
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